2020年3月20日

 2月19日、中国人のゼミ生からメールがきた。3月6日からのゼミ合宿中止の提言だった。内容を簡単にまとめると、こんな感じだ。

 

 高齢者である先生が、二十名ほどの若者といっしょに小さな部屋で作品の講評を長時間行うのは危ない。飲み会にいたっては論外である。できれば、今後の講演、イベントも中止にしてほしい。
 今回の新型肺炎に関して、日本は個人レベルにおいても国家レベルにおいても危機意識が低すぎる。

 

 その他、ぼくの身を案じる言葉が続き、「私は先生から学ぶことが山ほどあります」と結ばれていて、ちょっと感動したのだった。ありがとう。
 それはさておき、ぼくはいつも危機意識が低すぎると思う。3月のゼミ合宿を中止にするなど、ちっとも思っていなかったのだが、このメールではっとして、すぐに中止にした。翻訳講座の合宿も中止にした。そのあと、コロナウイルスが日本でも広がっていって、北海道、それから本州と広がっていった。いうまでもなく、3月、4月の図書館の講演も書店のイベントも次々に中止になった。
 それにしてもぼくはいつも危機意識が低すぎるらしい。2001年9月11日、岡山の妹から電話がきて、「テレビをみて!」という。夜の8時くらいだっただろうか。つけてみると、どの局も、ツインタワーの映像を流していた。じつは、次の日、妹が東京にきて、いっしょにニューヨークにいくことになっていたのだ。そのとき、そんな映像をみながらも、まあ、明日、ニューヨーク行きの飛行機は飛ぶよな、などと考えていたのだから、あきれるほかない。このとき、グアムにいたぼくの友だちは一週間、帰ってこられなかった。
 2011年3月11日のときは、学部長だったこともあり、すぐにいろんな情報を集めて(特に海外からの)、動き回ったものの、今回はまたアンテナの感度が鈍くなっていたらしい。
 そんなことを考えていたら、サンノゼに住んでいる角谷くんからメールがきた。

 

 カリフォルニア州全域で外出禁止令が! 学校も夏休みまで休みの可能性が低くない。
 ついこないだまでは日本は大変やなぁと思っていたのに、今はこっちは日本以上で、逆に生温かい日本が心配。

 

 各国各様の対応だが、対応によって、各国の国民の意識も変るらしい



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