2020年2月7日

「週間金曜日」という雑誌で、横尾忠則の「死を忘るるなかれ」というインタビューの連載が始まった。これがめっぽう面白い。
 最初は、空襲、B29の飛来あたりから始まって、「ある日、1000人くらいが校庭で朝礼をしている最中に後ろの山からいきなりグラマンが超低空で3機来襲。パイロットの顔も見えた」と続く。
 そのあと、死をどのように捉えているかという質問に、こう答える。

 

 死っていうのは生の続きだから怖いのであって、死と一体化して、自分が死の対象そのものになれば、怖くないんじゃないかと思って。対象と同化するような作品を描き始めたんですよね。

 

 あと、「涅槃とよく似た格好で、オダリスクというのがある。(中略)三島さんがオダリスクのポーズをしてそれを描いてくれって言うんですよ。ぼくは涅槃を想像していたんですよ。三島さんはオダリスクのポーズを取る。だけど、三島さんだからよく分かるわけ。オダリスクは娼婦のポーズ、だけど三島さんはゲイだから両性具有ですよ。ああ、そうかと。涅槃とオダリスク……」といった、まさに横尾忠則的発想があちこちにうかがえて、最後まで一気に読んでしまった。最後は、寒山拾得のふたりの首つりの話。「あの首吊りであの2人は死んじゃった。そして普賢と文殊の化身になった」

 

 そういえば、日本ペンクラブ主催のフォーラム「世界と日本の子どもの本から7」は、「子どもの本の翻訳〜「新訳」について考える〜」というテーマで、さくまゆみこ、菱木晃子、河野万里子、3人の鼎談とのこと。この3人のトークは初めてかなあ。それにしても、気になるなあ。
 2月28日(金)開催(申込不要)とのこと。
 



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