2019年6月17日

『グッド・オーメンズ』、TVドラマをみた感想が、共訳者の石田さんから届いたので、ご紹介。

 

Amazon Prime Videoの『グッドオーメンズ』見ました! エピソード1〜6までで完結です。1エピソード54分だから、ふつうだったら1冊の本の再現にしては十分すぎるくらいの長さと思うんだけど、もともと複雑な内容なので、正直、原作を読んでいない人は理解できないのでは、という気がしました。でも、だいたい原作に忠実に創られているので、本を読んでる人なら、あのシーンだ、このシーンだという感じで楽しめると思います。いっぽうで原作にないシーンもいろいろあって、とくに天使のアジラフェールと悪魔のクロウリーの交友の歴史を描いた部分と、ふたりがそれぞれの陣営から裏切り行為で断罪されるシーンは原作にはまったくないもの。原作ではハルマゲドンを食い止めようとするアジラフェールとクロウリーの話と、アグネス・ナッターという17世紀の魔女の予言書の話が二本柱になっているんですが、ドラマではどっちかとうとアジラフェールとクロウリーの話、それもふたりの友情に焦点を合わせた内容になっていて、原作にないシーンもそれに合わせて作ったような感じです。 各登場人物を演じる俳優はだいたい原作のイメージどおりで、とくに主役のふたりはよかった。小太りで上品でなよなよしたアジラフェールと、下っ端のちんぴら悪魔クロウリーの感じがよく出ていた(アジラフェールは原作より食いしん坊でかわいいし、クロウリーは体を揺らしてちんぴら歩きする)。ちょっとどうかなと思ったのはベルゼブブ。ちょい役ながら、サタンに次ぐ堕天使、蠅の王だから、迫力ある感じだと思うのだけど、小柄な女の人が演じてて(顔のまわりにハエが飛んでたけど)、最初はいったいだれかよくわからなかった。このベルゼブブが出てくる地獄のシーンと大天使ガブリエルが出てくる天国のシーンも原作になかったもので、地獄へは下りのエレベーターで、天国へは上りのエレベーターでいくという感じになってて、それはおもしろかった。 海外ドラマではよくオープニングに凝ったものがあって、ゲーム・オブ・スローンズのオープニングなんかすごかったけど、グッドオーメンズのオープニングのアニメーションもなかなかよいです(ニール・ゲイマンが描いたのかな?)。いろんな登場人物が行列になって歩いていって、最初はこの行列は何だろうと思ってたんですが、一番最後に崖に到達するところまで見て、あ、そういうことかと気づいた(というのは私の勝手な解釈かもしれないので、どういうことかは書きません)。



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