2019年6月12日

こないだのゼミ合宿で、日本の就職事情について、学生からいろいろきいたので、角谷くんにアメリカの事情をきいてみたので、そのやりとりを。

 

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角谷くんへ

ちょっと教えてください。 日本ではいまでも就職に際して、エントリーはメールで送るけど、履歴書は手書きで送るようになっているところが多いらしい。 ただ、大学の非常勤講師の人や、専任教員の公募にくる履歴書はほぼ99%、プリントアウト。 アメリカの場合、就職活動はどんな形で行われているか簡単に教えてください。まあ、新卒採用なんて制度はないだろうけど。直接の面接なしなんてこともあるとか、たまにきくし。 時間のあるときに、ぜひ。

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確かに新卒採用、ってのはないですね。在学中からインターンやって、卒業すると、その経験があるよ、と就職活動するってパターンが多いかも。不思議なことに、インターンやってた会社に就職ってのはあまり聞かない。 エントリーはメール。もしくはウェブサイトから。履歴書はタイプしたもののファイルを添付。その「書類審査」をパスすると、それから面接、って流れが一般的かと。面接も、たまにSkypeのビデオチャットとかでやるのは聞いたことがあります。 少し前に、日本ではまだ履歴書が手書きと何かで読んで驚きました。市販の履歴書には相変わらず「生年月日」「尊敬する人」「趣味」を書く欄があるのでしょうか?こっちでは、俳優さんとかは別ですけど、写真も送りません。送ってください、と会社が言うのもなしです。年齢も聞いてはいけません。その職種や就労時間によって定められている年齢に達しているか確認するために、何歳以上ですか?と聞くのはあり。例えば、レストランでビールを売っていれば、サーバーさんは21歳以上でないとダメ。なので「21歳以上ですか?」と聞くのはオッケー。でも、「何歳ですか?」はダメ。これは俳優さんでも一緒。昔、僕がADをしていた時、監督がオーディションで「何歳?」と聞くのを必死で止めた記憶がある。住所も聞きません。住んでいる地域で、人種とか低所得者であるかとかが分かってしまいそうだから。また、どっから見ても外国人の僕相手でも、この時点で就労許可があるのかどうかを聞くのも違法です。(カリフォルニア州は、雇用者がかなり法で守られている。)どうせ後で聞くのだから、先に聞いて資格がない人なら面接まで進めない方が、お互いの時間を無駄にしない気がするのだけれど。 ちなみに、僕の場合。FUSD (Fremont Unified School District) で働いているわけですが、FUSD を含め、色んな学校関係の仕事ばかりをポストしているサイトがあります。そこでアカウントを作成。履歴書のファイルやら、学歴とかを自分のアカウントに入れておきます。興味のある仕事を見かけると、そのサイトからエントリー。履歴書のPDFファイルだけではなく、2通の推薦状(のPDFファイル)、大学の卒業証書をスキャンしたやつを一緒に送り、それで書類審査。それから、FUSDのオフィスまで行って、筆記試験。コンピューターで四択なので、正確には「筆記」ではありませんが。その正解率75%(?)以上で面接。面接に受かって、やっとFUSDのライブラリアンになる資格ゲット。ライブラリアンのポジションに空きが出ると、筆記と面接の合計点で上位から順にFUSDから電話がかかってきて、空きの出た学校に面接に行くように言われます。その面接に受かって晴れてライブラリアンとなれました。(もっとも、新規採用の場合は6ヶ月のprobation期間がありますが。)

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