2019年4月7日

先日、スーザン・プライスの『ゴーストドラム』『ゴーストソング』『ゴーストダンス』の3部作を翻訳出版するというクラウドファンディングで苦戦していると報告したのですが、今回は、銀座ナルニア国でのイベントもちょっと苦戦しているので、どうぞ、お時間のある方はぜひ! というお願いです。

金原瑞人氏講演会
“アフリカから学ぶもの
『ネルソン・マンデラ 』(南アフリカ共和国)と『帰還』(リビア)を中心に”

2018年11月に『ネルソン・マンデラ その世界と魂の記録』(西村書店)と『帰還 父と息子を分かつ国』(人文書院)という大著が、どちらも金原瑞人さんの手により翻訳刊行されました。『ネルソン・マンデラ』は生誕100年を記念して出版された豪華愛蔵版の写真集。収録されている写真の多くは本邦初公開のもの、見ごたえたっぷりで力強い作品です。一方『帰還』は消息をたった父親を探して、故国リビアに帰還した著者の心の軌跡を綴ったノンフィクション。2017年ピューリッツァー賞(伝記部門)ほか、数多くの文学賞を受賞しています。
この2冊の本を手がかりに「アフリカ」「人権」について一緒に考えてみませんか。
なお講師は金原さんのほか、2冊の本の共訳者にもご登壇いただく予定です。
https://www.kyobunkwan.co.jp/narnia/archives/info/21519

たしかにテーマも重いし、本も重いから二の足を踏む方が多いのはわかるのですが、ぼくのなかで、アフリカは重い存在です。そもそも、ナイジェリア出身のベン・オクリ作『満たされぬ道』から始まって、ベンジャミン・ゼファニアの『難民少年』、ヒシャム・マタールの『リビアの小さな赤い実』、それから今回の2冊。数としては決して多くはないけれど、どれもずっしり重い作品です。
こういう作品を読むたび思い出すのが、石原吉郎の詩です。それも、「さびしさ」を歌ったふたつの詩です。


                            石原吉郎
ここに来てわれさびし
われまたさびし
われもまたさびし
風よ脊柱をめぐれ
雲よ頭蓋にとどまれ
ここに来てわれさびし
さびしともさびし
われ生くるゆえに


   私がさびしいのは
                          石原吉郎
私がさびしいのは
私がさびしいのではない
私が海でないから
私が皿でないから
私が銃床でないから
私が詩でないから
つまり私が私でないから
ある日とつぜんに
私はさびしいのだ



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