2017年12月27日

2017年12月27日
『韓国における日本文学翻訳の64年』(出版ニュース社)を読んでいたら、いつのまにか半日が終わってしまった。内容はタイトルそのまま。いろんなことがわかって、すごくおもしろい。たとえば、この64年間で三浦綾子や富島健夫の作品の朝鮮語訳が多いのもおもしろい。その上をいくのが村上龍と村上春樹というのもまた、よくわかる。興味深いのは次の点。

90年代の翻訳文学において見逃せない存在は、断然、村上春樹である。彼の『ノルウェーの森』は、1988年に『喪失の時代』のタイトルで紹介されて以来、10年以上も小説部門のベストセラー10位圏内に、ランクされていることでも知られている。80年代には2社、90年代には3社で、それぞれ翻訳者を代えて5回も出版されているが、文学思想社だけは『喪失の時代』のタイトルで、残りはすべて原作どおり『ノルウェーの森』を用いている。文学思想社の『喪失の時代』は、これまで70万部以上売れたと推定され……

つまり、『喪失の時代』というタイトルで出た翻訳書のみがベストセラーになったということ。韓国人好みのタイトルなのかなあ。あと、同じ作品がいくつもの出版社から翻訳出版されているのもおもしろい。



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