2019年8月16日

今回、まずはアメリカの角谷くんからの報告を。

 

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びっくりしたのが、日本で「ライブラリアン」って言葉が通じない。携帯で途中まで打っていて予測変換で出てくる言葉は一般に認識されている言葉、って思っていたのに。帰国する前に「学校司書」って言葉を学んでて良かった。

 

さて、前にメールで話した、フリーモント市でのJunior High School(7年生・8年生)からMiddle School(6年生〜8年生)に変わる問題。

 

市内全域で一斉に変えるのではなく、ジュニア・ハイが6年生の受け入れ準備が整い、ミドルスクールに変えられる地域から、というややこしい変え方。

 

食事の時に「なんで変えるようにしたのか?」って話になりました。それは、フリーモント市の人口が増えて、小学校にみんな入りきれなくなったから。

 

フリーモント市には、ここ数年ガンガン家やアパートが建てられています。商業地だったところも住宅地に切り替えられています。家の値段も家賃も上がっています。なんで建てるのかというと、建てないとカリフォルニア州から、ある予算が市におりないから。市としては、家ばっかり建てても、学校も必要になるし、病院も必要やし、交通渋滞の問題もある。(ガンガン建て始められた時期から渋滞がひどい。僕は基本、運転しないけど、それでも気付くほど。)でも、予算が必要なので建てようか、って感じ(なんやと思う)。

 

今年度開校予定の小学校がありましたが、その校区内には思った以上に人が入っていなくて、開校を来年度以降に延期、と鈍臭いことをやったりしていますが。それで、ジュニア・ハイを増築し、ミドルスクールに変え、小学校は学年を一つ減らして生徒数を維持させようと。その増築が完了した学校から6年生の受け入れ開始。

 

○○(注:お子さんの名前)が小学校を終えた後に行く学校は、本当は来月からの新学期にはミドルスクールに変わる予定で、去年、5年生と6年生の生徒の保護者に説明会をしましたが、その二日後に「やっぱし増築、間に合いません」と、今年度までジュニア・ハイで行くことに。

 

今年度5年生になる○○は、この校区では6年生をミドルスクールで迎える初めての学年になる予定。

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もうひとつ、赧郡果蕕気鵑らも。

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皆様 立秋をすぎたとはいえ、猛暑に台風とたいへんな有様ですがみなさまおかわりありませんか。

いつもお世話になりありがとうございます。

おかげさまで、7月定例公演、劇団カクシンハン録音参加、一日体験教室等、どちらも好評裡に終えることができました。 今月は残念ながら舞台がないのですが、9、10月はいろいろありますのでどうぞよろしくお願いします。

 

・9月20日(金)19時 「女流義太夫9月公演」日本橋亭

「源平布引滝」瀬尾詮議の段 越孝・寛也 トリは駒之助師の「実盛物語」をたっぷりお聴き頂けます。ご予約お早目に。

https://tsuruzawakanya.com/schedule?month=9&year=2019#schedule1125

 

 

・10月5日(土)13時、17時/ 10月6日(日)11時、15時 「石川さゆりコンサートin南座 」

京都南座 一昨年の45周年リサイタルで演奏した「石川さゆり誕生奇譚」の再演&邦楽バンドにもちょっと参加するかもです。

https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/minamiza_201910_02/

 

 

・10月12日(土)14時 「乙女文楽」国立小劇場

「二人三番叟」綾之助・寛也ほか、「近頃河原の達引」堀川猿廻し 越孝・寛也 松尾芸能振興財団主催公演で、二曲弾きます。がんばります!

https://tsuruzawakanya.com/schedulemonth=10&year=2019#schedule1188

 

 

・10月19日(土)12時、16時半 「よし梅 乙女文楽」人形町よし梅芳町店

「傾城阿波の鳴門」順礼歌 越孝・寛也 よし梅芳町店での2回目の乙女文楽です。お食事付き・鑑賞のみの二通りあります。

https://tsuruzawakanya.com/schedulemonth=10&year=2019#schedule1187

 

たくさんのお運びをお待ち申しあげます。

鶴澤寛也

http://tsuruzawakanya.com/

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2019年8月10日

イベントのお知らせです。

 

小手鞠るいさんの新しいエッセイ集をめぐって。

昨年出た、『ある晴れた夏の朝』と『炎の来歴』が素晴らしく、そのことでメールのやりとりが始まったのですが、ふたりとも岡山出身で、ほぼ同い年で、高校のときは自転車通学だった……などなど、共通点も多く、話が弾んで、じゃあ、そのうち対談を……ということになりました。

 

岡山県出身で、ぼくと同い年の作家さんはほかに、あさのあつこさん、山尾悠子さんがいて、全員女性なんだけど、3人ともまったく作風が違う。あさのさん、山尾さんとはイベントで何度かいっしょになったことがあるのですが、小手鞠さんとは今回が初めて。

さて、どんな話になるか。乞うご期待!

 

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小手鞠るい(小説家)・金原瑞人(翻訳家・法政大学教授)

時間 _ 9月14日(土)15:00〜17:00 (14:30開場)

場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F  

アメリカ在住の小説家小手鞠るいさんが、ニューヨークの郊外ウッドストックの森の中での暮らしを綴ったエッセイ集『空から森が降ってくる』(平凡社)の刊行を記念して、一時帰国される小手鞠さんをお招きし、翻訳家の金原瑞人さんをお相手にトークイベントを開催いたします。

詳細はこちらを。

http://bookandbeer.com/event/20190914_b/

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2019年7月24日

先日、新国立劇場へ『骨と十字架』(野木萌葱作、小川絵梨子演出)を観に。

 

作者も演出家もまったく知らず、どんな内容かも知らず、なぜチケットを買ったかもわからず、たぶん、いい席が残っていて、チケットが少し安かったせいかもしれないのだが、そのへんのこともまったく覚えていない。だから客席に座ったときも、とくにその日は疲れていて、つまんなかったら速攻寝ちゃいそうと思ってたのに、開演3分後には、思い切り目が覚めてしまって、最後まで一気に観てしまった……という言い方はちょっと変だけど、とにかく面白くて面白くて、こういう科白劇、久しぶりだったし、なにより、脚本そのものの出来に感心してしまった。

 

20世紀初め、古生物学を専攻し、進化論を信じ、その一方で神を信じているイエズス会の神父、彼を激しく糾弾するバチカンからの使者、彼をかばいながらなんとか救おうとするイエズス会の総長、彼と似た立場ゆえ北京に飛ばされた神父、彼の弟子、これら5人が幕開け早々、めまぐるしいテンポで神学論争を始める。そのやりとりがめっぽう面白い。

 

ある意味、へりくつにすぎない論争が、辛辣な皮肉、当てこすり、罵倒に隠れた優しさ、ナンセンスにみせかけた真意などを交えて、火花を散らす。なにより素晴らしいのは、それぞれの立場が違うものの、ひとりひとりがその立場を心から信じていて、それを守ろうと必死になっているにもかかわらず、相手の立場も十分理解しているということがひしひしと伝わってくることだ。

 

後半、主人公の神父がスウェーデンの調査隊の一員となって、北京原人の骨を発掘してからの展開も見事。

 

キリスト教などほとんど信じていない作者が(信じていたらごめんなさい)作った芝居を、キリスト教などほとんど信じていない演出家が(信じていたらごめんなさい)演出し、キリスト教などほとんど信じていない(信じていたらごめんなさい)役者が演じているというのに、観ていて、異様に共感してしまった。もちろん、ぼくはキリスト教などまったく信じていない。

すごいなあ。 こういう空間が生まれたことがとてもうれしかった。そうか、そうなんだ、こんな芝居があるんだという発見にひとりで感動してしまった。

 

野木萌葱という名前、しっかり覚えておかなくちゃ。次の公演はいつなんだろう。

この作品のヒントになったというアミール・アクゼルの『神父と頭蓋骨』、すぐに買いました。

 

 

さて、『アオイガーデン』や『ホール』で日本の読者を震えあがらせたピョン・ヘヨンさんが来日。白水社から近く出る『モンスーン』という短編集の出版記念。

 

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『モンスーン』刊行・著者来日記念

 ピョン・ヘヨン×金原瑞人特別対談

2019年8月4日 @ 3:00 PM – 5:00 PM

神保町のブックハウスカフェにて。

詳細はこちらを。

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2019年7月19日

HPに、立命館大学生存学研究所の長瀬修さんからメールをいただいた。

本当に丁寧に訳してくださった『帰還』によって触発された二つのエッセイです。

 

ご参考までに
 

とのことなので、早速読んでみたら、「1981年の国際障害者年を提案したマンスール・ラシッド・キヒアとその悲劇的な人生」についてのエッセイだった。彼はリビア出身で、「米国の市民権取得まであと4カ月だった」とき、「リビア政府とエジプト政府の工作員によって拉致され、リビア政府側に引き渡された後、リビアに連れ戻され、1994年初頭には殺害された」とのこと。このエッセイでは、キヒアの娘さんのことも書かれていて、『帰還』と重なるところが多い。

 

また、「今、夫キヒアを探し求める母の視点を通して父キヒアに達しようとするドキュメンタリー映画」が製作中で、「リビアの総理大臣経験者、外務大臣経験者、そしてカダフィ政権下でやはり父親が失踪したピューリッツァー賞受賞作家、ヒシャーム・マタール(『帰還』)の出演が決まって」いるとのこと。

 

このエッセイ、目を開かされるところが多く、また、感動的で、すぐに共訳者の野沢佳織さんに送ったところ、すぐに返信がきた。「「カダフィのことも、ひとりの人間としてとらえたい」という言葉に胸を打たれました」。
リビアや『帰還』に関心のない人にもぜひ読んでほしい。


さて、毎月恒例の赧郡果蕕気鵑らのお知らせです。

 

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みなさま

東京はいまだ梅雨のような曇空です。
いつもお世話になりありがとうございます。

 

舞台は5月の定例公演以降なかったのですが(涙)、慶應大やICU国際基督教大、京都造形芸大での授業、義太夫教室など、教える系?の仕事がありました。毎回生徒さん学生さんに応じて工夫しているのですが、なかなか難しいです。でもやりがいがあります。

 

・7月20日(土)13時半 「女流義太夫7月公演」 日本橋亭
「丗三間堂棟由来」平太郎内の段 土佐恵・寛也
5月じょぎ公演とたまたま演目は同じですが、太夫さんも違い、演奏の抜き差しも違うのでまた別の趣があることと思います。演奏前に簡単な解説があります。
https://tsuruzawakanya.com/schedule?month=7&year=2019#schedule1123

 

・7月27日(土)11時 NHKFM「邦楽百番」
「嫗山姥」浄瑠璃:竹本 駒之助、三味線:鶴澤 津賀寿、ツレ:鶴澤 寛也
以前の放送の再放送です。この再放送のそのまた再放送は翌20日(日)早朝 午前5時00分〜5時50分
https://tsuruzawakanya.com/schedule/show/1182

 

・8月3日(日)一日体験教室講師
語り&三味線の一日体験教室。どちらかでも両方でもお気軽に。予約はだいぶ入ってるとのことです。三味線は定員が少ないのでどうぞお早目に。
https://tsuruzawakanya.com/schedule?month=8&year=2019#schedule1167

 

※録音で参加!
7月25日(木)〜8月12日(月・祝) 「薔薇戦争」 シアター風姿花伝
シェイクスピアを上演する劇団「カクシンハン」に、録音で参加。「ヘンリー6世」の一部に三味線をつけます。稽古をきっちり積み重ねていく若くて素晴らしい劇団です。
チケット発売中→http://kakushinhan.org/info/warsoftheroses

 

また色々がんばります。
どうぞお誘いあわせてのご来場をよろしくお願い申し上げます。

鶴澤寛也
http://tsuruzawakanya.com/
Twitter、Facebook、Instagramやってます

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2019年7月16日

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YA作家クラブからのお知らせです!

YAをPRする作家と翻訳家の会「日本YA作家クラブ」のニューズレター第2号が完成しました。


『日本YA作家クラブ ニューズレター』は、  

 

1)子どもや若い人たちがYA書籍にふれる環境を整備できる立場にいる人。具体的には、公共図書館や学校図書館のスタッフ、教育・福祉関係者、書店員や本に関わりのある人。
2)その他、購読を希望する機関と個人。  

 

を対象に、

 

1)YAをPRする作家と翻訳家の会「日本YA作家クラブ」と「YA」という言葉、概念を知ってもらう。
2)会員インタビューなどを掲載したホームページhttp://jya.iinaa.net/ があることを案内する。  

 

ことを目的に作成し、無料配布いたします。

 

公共図書館や学校図書館のスタッフ、教育・福祉関係者、書店員や本に関わりのある人への、「紙版」と「PDFファイル版」の無料配布をしています。

 

紙版かPDFか、担当者名、配布の範囲や目的などをお書きそえの上、メールにてお知らせください。紙版やお送りしたデータは印刷可です。紙版は郵送しますので、受け取りのご住所もお教えください。

 

詳しくは、http://jya.iinaa.net/ を御覧ください。

 

また、個人でお読みになりたい方には、「送料+カンパ付きの個別発送購読登録」をお願いしています。

 

発行後は半年遅れでwebで公開します。創刊号は閲覧専用で公開中。創刊号の印刷用のファイルが必要な方も「日本YA作家クラブ」までご連絡ください。

 

「日本YA作家クラブ」は、YA(ヤングアダルト)作品やYA関連の情報を、書店さんや、司書さんや、先生や、読者の皆さんに、 広く提供することを目的とした、インターネットでのPR活動を中心とする有志の会です。メンバーは、商業ベースの紙媒体で、日本語で、YA作品を発表している、 現役の書き手のみなさんです。2009年1月26日に発足しました。現在の世話人は、金原瑞人先生と作家の梨屋アリエです。

 

新規の会員さんを募集しています。

 

(八月に梨屋のYA新刊が出るのでよろしく!!)

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